飲食店開業には、いくら必要なのか
飲食店開業で必要なお金は、物件・内装・厨房機器だけではありません。
オープン後、売上が安定するまで家賃や人件費、仕入れなどを支払う運転資金も必要です。
大切なのは、店をオープンできる金額ではなく、開業後も資金繰りに苦しまない資金計画をつくることです。
飲食店開業資金ナビでは、必要な費用、自己資金、借入金、返済できる売上計画まで一緒に整理します。
飲食店開業で必要なお金を、見落としなく整理できます。
内装や厨房機器だけに予算を使い過ぎず、開業後も資金繰りで苦しまないための考え方がわかります。
・飲食店開業で必要となる4つの費用
・自分の開業に必要な資金を考える際のポイント
・開業後に残しておくべき運転資金
・内装・厨房費に使い過ぎないための資金配分
・借入金を返済できる売上計画の考え方
飲食店開業資金で考える4つの費用
飲食店開業では、内装や厨房機器の費用だけを考えてはいけません。
物件を借りる費用、営業を始めるための準備費、そしてオープン後に売上が安定するまでの運転資金まで含めて、開業資金を考える必要があります。開業に必要な費用は、主に次の4つに分けて整理します。
1.物件取得費
物件を借りるために必要となる費用です。
・礼金
・仲介手数料
・前家賃
・共益費
・火災保険料
・保証会社利用料
・造作譲渡料
・商店街費、看板使用料など
物件取得費は、開業前にまとまった資金が必要となる項目です。
居抜き物件でも、造作譲渡料や設備の修繕・入替費用が必要になる場合があるため、契約前に細かく確認することが大切です。
2.内装・設備・厨房費
お店を営業できる状態に整えるための費用です。
・電気・ガス・給排水工事
・厨房機器
・空調設備
・テーブル、椅子、家具
・照明
・看板、外観工事
・POSレジ、券売機
・食器、調理器具
・防犯カメラ、Wi-Fi設備など
スケルトン物件か、居抜き物件かによって必要な費用は大きく変わります。
見た目や設備にこだわることも大切ですが、内装や厨房に予算を使い過ぎると、開業後に必要な運転資金が不足するおそれがあります。
3.開業準備・販促費
オープン前からお店を知ってもらい、来店につなげるための費用です。
・メニュー表、店頭POP
・看板、のぼり、タペストリー
・ホームページ制作
・Googleマップの整備
・料理・店舗写真の撮影
・SNSアカウントの整備
・チラシ、ショップカード
・オープン告知、広告費
・採用費、求人広告費など
飲食店は、オープンしてから集客を考えるのでは遅くなる場合があります。
「何のお店なのか」「何が名物なのか」「なぜ行くべきなのか」が、店頭、Googleマップ、ホームページなどで伝わる状態を、開業前から整えておくことが重要です。
4.開業後に残すべき運転資金
開業後、売上が安定するまでお店を支えるためのお金です。
・人件費
・仕入れ費
・水道光熱費
・消耗品費
・通信費
・広告費
・リース料
・修繕費など
開業資金は、「店をオープンできる金額」ではなく、開業後に資金繰りで苦しまないための運転資金まで含めて考える必要があります。
また、借入金の毎月返済額や代表者の生活費も、開業後の資金繰りに大きく影響します。
事業の運転資金と生活費を混ぜるのではなく、それぞれに必要なお金を事前に見込んでおくことが大切です。
必要な開業資金は、店舗ごとに大きく変わります
飲食店開業に必要な金額は、一律ではありません。
業態、店舗の広さ、物件の状態、営業時間、人員体制によって大きく変わります。
特に、次の内容によって必要資金は変わります。
・何席の店舗にするのか
・厨房機器を新規でそろえるのか、中古を活用するのか
・ランチ営業、夜営業、テイクアウトを行うのか
・オーナー自身が現場に入るのか
・従業員を何人雇用するのか
・開業後、毎月いくらの固定費がかかるのか
そのため、「飲食店開業にはいくら必要か」を考える際は、一般的な目安だけを見るのではなく、自分の開業計画に必要な費用を一つずつ洗い出す必要があります。
開業費用を決める前に整理したいこと
物件や内装の話を先に進める前に、次の内容を整理することが重要です。
・誰に、どのような料理や時間を提供するのか
・客単価をいくらに設定するのか
・1日に何人のお客様に来ていただく必要があるのか
・毎月の家賃、人件費、仕入れ、水道光熱費はいくらになるのか
・自己資金はいくらあるのか
・借入金はいくら必要で、毎月いくら返済するのか
・開業後にどれだけの運転資金を残すべきか
これらを整理しないまま物件や内装を決めてしまうと、開業直前や開業後に資金が足りなくなる可能性があります。
内装・厨房に使い過ぎないための資金配分
飲食店開業で多い失敗の一つが、内装や厨房機器に資金を使い過ぎてしまうことです。
「せっかく開業するなら、きれいなお店にしたい」
「厨房設備は最初からすべて新品でそろえたい」
このように考えることは自然です。
しかし、開業後に十分な運転資金が残っていなければ、売上が安定する前に資金繰りが苦しくなります。
大切なのは、次の順番で資金を考えることです。
2.物件取得費を確認する
3.必要最低限の内装・厨房費を決める
4.集客に必要な開業準備・販促費を確保する
5.自己資金と借入金のバランスを考える
開業時にすべてを完成させようとするのではなく、最初から必要なものと、営業を続けながら改善できるものを分けて考えることが重要です。
必要資金から、返済できる売上計画を考える
開業資金を考えるときは、「いくら借りられるか」だけでは不十分です。
借入後、毎月いくら返済するのか。その返済を含めて、毎月いくら売り上げる必要があるのかまで考える必要があります。
飲食店開業資金ナビでは、次の流れで開業計画を整理します。
2.自己資金と借入金のバランスを考える
3.毎月の家賃、人件費、仕入れ、水道光熱費を整理する
4.借入金の毎月返済額を確認する
5.返済を含めて必要となる月商を考える
6.1日の必要来店客数と客単価を考える
7.新規客を増やすための集客準備を行う
資金計画、売上計画、集客計画は、別々に考えるものではありません。
「返済できる売上が見込めるか」「その売上をつくるために、毎日何人のお客様に来ていただく必要があるか」までつなげて考えることが、開業後に苦しまないための準備になります。
飲食店開業資金ナビが支援すること
飲食店開業資金ナビでは、融資を受けることだけを目的にした支援は行いません。
開業後も返済を続けながら、お客様に選ばれるお店をつくるために、次の内容を一つの開業計画として整理します。
・開業後に残すべき運転資金の確認
・自己資金と借入金のバランス
・毎月の借入返済額
・返済を含めて必要となる売上
・1日の必要来店客数
・名物メニュー、店舗外観、Googleマップ、ホームページなどの集客準備
日本政策金融公庫の創業融資や、大阪府制度融資の活用を検討する前に、まずは「本当に必要な開業資金」と「開業後も続けられる売上計画」を整理することが大切です。
開業資金について、まず無料相談で整理できます
「自己資金が少なくても開業できるのか」
「内装費にどこまでかけてよいのか」
「借入金を返済できる売上計画をどうつくるのか」
このような不安がある方は、無料相談をご利用ください。
開業予定の業態、地域、自己資金、物件の状況、必要な設備、売上のイメージなどをお伺いしながら、開業前に整理すべき課題を一緒に考えます。